もっとおいしい腎臓病食

腎臓病患者がおいしく腎臓病食を続けるコツ、たんぱく質制限食品や減塩食品のレビューなどを発信しています。

アプロテンたんぱく調整マカロニで作る低たんぱくグラタン

アプロテンたんぱく調整マカロニで作る低たんぱくグラタン

今回はアプロテンたんぱく調整マカロニで作る低たんぱくグラタンのレシピを紹介します。

アプロテンシリーズはマカロニ、パスタ、中華麺が販売されていますが、全てでんぷんを原料として低たんぱくで作られているため腎臓病患者でも安心して食べられるのでオススメです。

右から中華麺、マカロニ、パスタ
右から中華麺、マカロニ、パスタ


このレシピは腎臓病患者の私が、塩分・たんぱく質制限が必要な方向けに紹介しています。

アプロテンたんぱく調整マカロニで作る低たんぱくグラタン

材料

低たんぱくマカロニグラタンに使う材料はこちらです。

低たんぱくグラタンの材料
低たんぱくグラタンの材料

材料(2人前)
アプロテンたんぱく調整マカロニ 80g
エビ 70g
たまねぎ 70g(小1/2個)
しめじ 90g
無塩バター 20g
牛乳 200ml
低たんぱく薄力粉 15g
ピザ用チーズ 40g
こしょう お好みで
パセリ お好みで

作り方

1 たっぷりの沸騰したお湯でアプロテンたんぱく調整マカロニを12分間茹でます。

アプロテンたんぱく調整マカロニを茹でておきます
アプロテンたんぱく調整マカロニを茹でておきます

マカロニが茹で上がったらザルにあげます
マカロニが茹で上がったらザルにあげます


アプロテンたんぱく調整マカロニを茹でるお湯には塩を入れる必要はありません。

アプロテンたんぱく調整マカロニはねじりタイプのマカロニなのでグラタンのホワイトソースにもよく絡みます。


2 グラタンに入れる具材を食べやすい大きさに切ります。

グラタンの具材を食べやすい大きさに切ります
グラタンの具材を食べやすい大きさに切ります

3 グラタンの具材のエビ(事前に解凍したもの)、たまねぎ、しめじを無塩バターで炒めます。

フライパンで無塩バターを溶かします
フライパンで無塩バターを溶かします

グラタンの具材をバターで炒めます
グラタンの具材のエビ、たまねぎ、しめじをバターで炒めます。

4 3に低たんぱく薄力粉を加えて、フライパンの中でそのままホワイトソースを作っていきます。

低たんぱく薄力粉を加えてホワイトソースを作ります
低たんぱく薄力粉を加えてホワイトソースを作ります

箸で混ぜながら、弱火で具材に低たんぱく薄力粉をなじませます
箸で混ぜながら、弱火で具材に低たんぱく薄力粉をなじませます

5 4に牛乳を4〜5回くらいに分けて少しずつ投入します。全体的に箸でやさしく混ぜながら、とろみが出てきたら牛乳を少しずつ加えるという作業を繰り返します。

牛乳を少しずつ加えながらホワイトソースを作ります
牛乳を少しずつ加えながらホワイトソースを作ります

箸で全体をやさしく混ぜながら、具材と牛乳をなじませます
箸で全体をやさしく混ぜながら、具材と牛乳をなじませます

最終的にこれくらいまでとろみが付けばOK
最終的にこれくらいまでとろみが付けばOK

6 ホワイトソースに胡椒を2〜3振りほどかけて味を整えます。

胡椒でホワイトソースの味を整えます
胡椒でホワイトソースの味を整えます

7 6に茹でたアプロテンたんぱく調整マカロニを加えて、混ぜ合わせればグラタンの具材の完成です。

ホワイトソースに茹でたマカロニを加えます
ホワイトソースに茹でたマカロニを加えます

8 7の具材を耐熱皿に盛り、チーズをかけます。

具材を耐熱皿に盛ります
具材を耐熱皿に盛ります

今回は小分けのピザ用チーズを使用しました
今回は小分けのピザ用チーズを使用しました

耐熱皿の具材にチーズをかけます
耐熱皿の具材にチーズをかけます

9 トースターやオーブンで焼いて仕上げます。こんがりと焼き色が付いたら完成です。

今回は電子レンジの「グラタン」モードで作りました
今回は電子レンジの「グラタン」モードで作りました

こんがりと焼き色が付いたら完成です
こんがりと焼き色が付いたら完成です

お好みでパセリなどをかけてお召し上がりください
お好みでパセリなどをかけてお召し上がりください


今回はパセリがなかったので代わりにバジルをかけてみました。


低たんぱくマカロニグラタンの栄養成分

栄養成分表示(1人前)

エネルギー たんぱく質 食塩相当量
アプロテンたんぱく調整マカロニ 40g 138kcal
(茹でた後)
0.08g
(茹でた後)
0.01g
(茹でた後)
エビ 35g 23kcal 5.45g 0.2g
玉ねぎ 35g 13kcal 0.4g 0g
ぶなしめじ 45g 8kcal 1.2g 0g
無塩バター 10g 75kcal 0.1g 0g
牛乳 100ml 37kcal 3g 0.13g
低たんぱく薄力粉 7.5g 27kcal 0.02g 0.02g
ピザ用チーズ 20g 77kcal 5.2g 0.31g
合計 398kcal 15.45g 0.67g
※アプロテンたんぱく調整マカロニはヘルシーネットワークが公表する茹で上がり後の成分値を記載しています。
※低たんぱく薄力粉は「ジンゾウ先生のでんぷん薄力粉」を使用しています。
※無塩バターは「セブンプレミアム 北海道バター(食塩不使用)」を使用しています。
※牛乳は「雪印メグミルク すっきりCa鉄」を使用しています。
※ピザ用チーズは「明治ピッツァミックスチーズ使い切り5パック」を使用しています。
栄養計算のやり方はこちらで紹介しています。

今回はマカロニグラタンの具材にエビを入れましたが、たんぱく質の指示量に合わせて入れる量や具材を調整してみてください。

マカロニグラタンを低たんぱく、減塩にするためのコツ

たんぱく質や塩分の高いマカロニグラタンもちょっとしたコツで腎臓病の食事制限をしていてもおいしく食べられるようになります。

アプロテンたんぱく調整マカロニ

通常のマカロニは1食(40g)でたんぱく質が5gほどあり、カリウムやリンも含まれています。

アプロテンたんぱく調整マカロニであれば、たんぱく質はほぼゼロでカリウムやリンも削減されているため腎臓病患者でも食べやすくなっています。

こちらのマカロニは通常のマカロニの食感にとても近く、言われなければ通常のマカロニと味の区別が付かないほどです。

グラタン以外にもマカロニサラダにしてもおいしく食べることができます。

アプロテンたんぱく調整マカロニで作ったマカロニサラダ
アプロテンたんぱく調整マカロニで作ったマカロニサラダ

マカロニサラダにする際の注意点としては、でんぷんを原料としているため余ったマカロニサラダを密閉容器で冷蔵庫で保存しておいたら半日ほどで固くなってしまいました

マカロニが固くなってしまった場合はレンジで少し温めてあげると柔らかくなって再びおいしく食べられるようになります。

アプロテンシリーズは他にパスタなども販売されており、以前アプロテンたんぱく調整スパゲティで作ったナポリタンはとてもおいしかったのでぜひ試してみてください。

>> アプロテンたんぱく調整スパゲッティで作るナポリタン

ジンゾウ先生のでんぷん薄力粉

このブログでも度々登場していますが我が家ではこちらの低たんぱく薄力粉を愛用しています。

この薄力粉は原材料がでんぷんなのでたんぱく質がほぼ含まれていません。

今回はでんぷん薄力粉でグラタンのホワイトソースが上手く作れるか試してみたのですが特に問題なく作ることができました。

グラタン以外にもお好み焼き、たこ焼き、揚げ物、天ぷらなど幅広く使えるので、たんぱく質制限をされている方には特にオススメです。

>> でんぷん薄力粉で作るお好み焼きのレシピ
>> でんぷん薄力粉で作るたこ焼きのレシピ