もっとおいしい腎臓病食

腎臓病患者がおいしく腎臓病食を続けるコツ、たんぱく質制限食品や減塩食品のレビューなどを発信しています。

【保存版】腎臓病患者の私がオススメする6つの調味料

腎臓病患者の私がオススメする6つの調味料

調味料にはたくさんの食塩やたんぱく質が含まれているものがあります。

腎臓病で食塩制限やたんぱく質制限を指示されて何を食べれば良いのか分からないという方は、まずは普段使う調味料から変えてみませんか?


この記事では、我が家でよく使っている6つの調味料をご紹介します。

腎臓病の方にオススメの調味料

醤油

醤油は、キッコーマンの食塩50%オフ「丸大豆減塩しょうゆ」を使っています。

こちらの商品は大さじ1(15.0ml)あたり食塩相当量が 1.2g 、たんぱく質が 1.5g となっています。

他に有名なげんたシリーズの「減塩げんたしょうゆ」と比べるとたんぱく質が若干高いですが、価格は減塩げんたしょうゆに比べて半額です。

ボトルを押すと醤油が出て、戻すと止まる「押し出し式」なので一滴から欲しい分まで自在に調節できて注ぎすぎることがなくなるのでとても便利です。

醤油は他の調味料に比べても使う機会が多いため、価格を安く抑えたいですね。

味噌

味噌は、木徳神糧の「越後くらぶ米麹みそ」を使っています。

味噌は大豆食品のため、塩分の他にたんぱく質も結構含まれています。


味噌は塩分だけではなくたんぱく質も抑えられているものを選びましょう。


以前は「げんた万能うまみそ」を使っていましたが、こちらは味噌というより甘いみそ風調味料といった感じで、お味噌汁などを作る用途では向きませんでした。

「越後くらぶ米麹みそ」は内容量も500gあり、通常の味噌の代わりとして十分に代用できます。

我が家では、ここ数年間の間、調味料に塩は使ったことは一度もありません。

普段から減塩を意識しているので、調味料としてあえて塩を加える必要性がないためです。

塩を使わなくても、十分おいしく料理を作ることができますので、これから減塩をする方は一度、塩抜きで作ってみてはいかがでしょうか。

ただし、どうしても塩を使いたいという方は、塩を抑える代わりに、乾燥レモンパウダーを使った「ポッカサッポロ レモンのおかげ ウレシオ 」という商品があります。

また減塩を謳った商品として味の素の「やさしお」がありますが、こちらはナトリウムの代わりにカリウムが使われているので注意が必要です。


腎臓病の方でカリウム制限を指示されている方は、カリウム塩の商品は使わないようにご注意ください。

ソース

ソースは、フードケアの「低塩中濃ソース」を使っています。

こちらは通常のソースに比べて、食塩が60%カットなのに加え、カリウムも60%カットされています。

味も通常のソースとほとんど変わらないのでオススメです。

以前、こちらのソースを低たんぱくたこ焼きにかけて食べてみましたがとてもおいしかったです。

>> 【低たんぱく】腎臓病患者が作る『たこ焼き』レシピ

ぽん酢

ぽん酢は「減塩げんたぽん酢」を使っています。

こちらは一般的なぽん酢に比べて、食塩相当量が3/4に抑えられています。

ただし、最近は後述する「黒酢」で代用することも多く、使用頻度はそこまで高くありません。

黒酢

こちらの「臨醐山黒酢」は原材料が「米」だけのため、塩分が大さじ1 (15.0ml) あたり0.006gとかなり抑えられています。

飲みやすく加工された黒酢の中には食塩が含まれているものがあるため原材料や食塩相当量は必ず確認しましょう。

こちらの黒酢は醤油と一緒に使うと料理にコクが加わるため、醤油を少なめにする代わりに黒酢を加えるとおいしく減塩することができます。

その他、こちらの黒酢におろし生姜を加えるとカツオのたたきなどにとても良く合うのでぽん酢の代わりとしても使うことができます。

黒酢生姜の作り方は以下の記事で詳しく解説しているので興味のある方はチェックしてみてください。

>> 【手作り調味料】減塩には醤油の代わりに黒酢生姜がオススメ!