キッセイの即席げんたうどんの味はおいしいの?【腎臓病患者の私の口コミ】
今回はキッセイ薬品工業の「即席げんたうどん」を食べた感想を紹介します。
即席げんたうどんは腎臓病患者向けにたんぱく質や塩分、カリウム、リンが削減された即席の袋うどんです。
低たんぱく麺は味や食感が苦手な人やおいしくないものも多いですが、こちらの即席げんたうどんはどうなんでしょうか。
腎臓病で塩分、たんぱく質制限をしている私が実食レビューしていきます!
キッセイの即席げんたうどんの味はおいしいの?
こちらが今回購入したキッセイの「即席げんたうどんのパッケージです。
こちらがキッセイの即席げんたうどんの栄養成分です。
栄養成分表示(1食75gあたり)
エネルギー | 356kcal |
---|---|
たんぱく質 | 3.7g |
脂質 | 15.6g |
炭水化物 | 50.3g |
食塩相当量 | 3.2g |
カリウム | 82mg |
リン | 60mg |
即席げんたうどんはたんぱく質が3.7g、食塩相当量が3.2gと一般的なカップ麺に比べるとかなり削減されています。
食塩相当量はほぼスープの塩分で、麺自体には塩分はほとんど含まれていないため、スープをほとんど飲まなければ実際に摂取する食塩相当量は1g程度ではないかと思います。
たんぱく質も1食で3.7gのため、即席げんたうどんなどの低たんぱく麺を食べてたんぱく質を削減した分、肉や魚など良質なたんぱく質を多く摂ることができるようになります。
即席げんたうどんの外袋を開けると、うどんの麺と粉末スープが入っていました。
調理方法は簡単で器にうどんの麺と粉末スープを入れ、熱湯約350mlを注ぎます。
なべぶた等でフタをして、約5分たったら完成です。
そして5分後、完成した即席げんたうどんがこちら。
見た目の方は一般的なカップうどんの麺とほぼ同じといっていいと思います。
パッケージの写真にはほうれん草や人参などが写っていましたが、即席げんたうどんには具材は付属していないので必要な場合は自分で用意する必要があります。
肝心の味はというと、低たんぱく麺ということを全く感じさせないおいしさでした!
スープは少し薄味ですが、だしが効いていて、普段から減塩している私にはちょうど良い味の濃さでした。
個人的にはうどんの麺自体は市販のどん兵衛などとそこまで変わらないくらいおいしかったです。
調理も簡単なので、カップうどんが好きな方は何個か買ってストックしておけばいつでも手軽にうどんが食べられます。
興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
アプロテン たんぱく調整中華めん(フィットチーネ)を食べた感想
今回は「アプロテン たんぱく調整中華めん」を食べた感想を紹介します。
今回はその中から中華めんを食べた感想を紹介します。
中華めんというよりはフィットチーネだった
こちらが「アプロテン たんぱく調整中華めん」のパッケージです。
アプロテンたんぱく調整シリーズ自体はイタリアの商品を日本向けに販売しているので、外箱のパッケージはイタリア語で書かれているのですが、日本語の説明もちゃんとありました。
栄養成分表示(茹でる前100gあたり)
エネルギー | 357kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0.4g |
脂質 | 0.7g |
炭水化物 | 87.2g |
食塩相当量 | 0.05g |
カリウム | 15mg |
リン | 19mg |
中身はこんな感じで平麺タイプの麺が7つ入っていました。
商品名は「アプロテン たんぱく調整中華めんタイプ」なんですが、見ての通り、麺は中華めんというよりは平麺タイプのパスタといった方が近かったです。
それもそのはずで、パッケージにはイタリア語で「Tagliatelle(タリアテッレ)」と書いてありました。
Tagliatelleとはイタリアのパスタの一種で、イタリアの中南部ではフィットチーネと呼ばれているそうです。
ビースタイルでは、2020年4月20日から「アプロテン たんぱく調整 平麺 パスタ フェットチーネ 245g」という名称に変更しているので、今後はパッケージの方の名称も変わる可能性があるかも知れません。
ちなみに、一つ一つの麺の塊はデジタルスケールで量ったら、40gでした。
40gではパスタとして食べるには少し物足りないので、麺の塊2つ(80g)を1人前とした方が良さそうです。
アプロテン たんぱく調整中華めんを食べた感想
今回はアプロテンたんぱく調整シリーズと同じメーカー(ハインツ)が販売している、きのこのチーズクリーム ポルチーニ仕立てのパスタソースをかけていただくことにしました。
調理方法は簡単で熱湯で5分間、時々かき混ぜながら茹でるだけです。
今回は麺の塊2つ(80g)を茹でましたが、そこまで麺がくっつきやすいという印象はなかったので軽くかき混ぜる程度で大丈夫だと思います。
同じくアプロテンたんぱく調整シリーズのスパゲティの方は湯で時間が12分ほどと長く、麺もくっつきやすいのですが、それに比べるとフィットチーネは調理がとても楽でした。
5分後、麺をザルにあげるとこんな感じになりました。
麺だけをお皿に盛ってみました。アップで見ると平麺なのがよく分かると思います。
先程のパスタソースをかけていただきます。
フィットチーネにチーズクリームのソースが絡んでとてもおいしい!
個人的にはフィットチーネにはクリーム系のパスタソースがよく合うと思うので、今回選んだハインツの低たんぱくソースは相性バツグンでした。
麺の方はモチッとしていて、結構しっかりとした食感でした。
アプロテンたんぱく調整シリーズのスパゲティの方は表記通りに茹でると少し柔らかくなり過ぎてしまうこともあるのですが、フィットチーネの方は表記通りキッチリ5分間茹でた方がいいと思います。
味の方はとてもおいしかったので平麺タイプのパスタが好きな方はぜひ試してみてください。
他のアプロテンたんぱく調整シリーズについては以下の記事で紹介しています。
>> アプロテンたんぱく調整スパゲティのおいしい茹で方
>> アプロテンたんぱく調整マカロニで作る低たんぱくグラタン
【2020年5月】今月買ったものを紹介します【低たんぱく減塩食品】
今月もいくつか低たんぱく減塩食品を購入したのでご紹介します。
ちなみに前回購入した低たんぱく商品は以下の記事で紹介しています。
>> 【2020年1月】今月買ったものを紹介します【低たんぱく減塩食品】
2020年5月に買ったものを紹介
私が今月購入した低たんぱく減塩食品はこちらです。
たんぱく質1/25越後米粒タイプ
今月は低たんぱく米を切らしてしまったので、私がいつも食べている「たんぱく質1/25越後米粒タイプ」を再度購入しました。
私は今までにいくつか低たんぱくごはんを食べたことがありますが、個人的にはこちらの低たんぱく米が一番おいしいと思っています。
私がこちらの低たんぱく米を選んだ理由や、越後の低たんぱく米をおいしく炊く方法は以下の記事で紹介しています。
アプロテンたんぱく調整スパゲティ
こちらのスパゲティも低たんぱく米と同じく10回以上はリピート購入しています。
低たんぱくスパゲティの中ではこの「アプロテンたんぱく調整スパゲティ」が一番有名で、もちろん味も一番おいしいです。
私は最近は在宅勤務が続いているので簡単に作れておいしい、こちらのスパゲティはとても重宝しています。
市販のパスタソースをかけても良いのですが、以前このブログでも紹介したナポリタンにするのもオススメです。
越後の低たんぱくパンシリーズ
以前食べた低たんぱくパンの冷凍 越後の食パンがとてもおいしかったので、他にも越後の低たんぱくパンシリーズを試してみたいなと思って買ってみました。
こちらは京都麻袋のサイトに越後の食パン、越後の丸パン、越後のバーガーパンのお試し3種セットがあったのでこちらで購入しました。
しかもこちらのお試しセットはおまけでジャムが3種類も付いてきたのでちょっと得した気分になりました。
いきいき御膳シリーズ お好み焼き 海老
こちらはいきいき御膳シリーズの低たんぱくお好み焼きです。
エビと豚肉の2種類のバリエーションがあって、今回はエビを注文してみました。
値段はお好み焼きが2枚セットで850円ほどと少しお高めでしたが、届いたお好み焼きは直径16cmほどとそこそこ大きかったです。
私は冷凍食品のお好み焼きの味が好きで、腎臓病になる前はよく食べていたのでこちらのお好み焼きも食べるのがとても楽しみです。
げんた冷凍めんシリーズ
こちらは私が何度もリピートしている低たんぱく麺の「げんた冷凍めん」シリーズで、うどんと中華めんがあります。
塩分、たんぱく質ともにほぼゼロなので食事制限を気にせずに食べられますし、調理も熱湯で1分30秒茹でるだけで誰でも簡単にできます。
<げんた冷凍めんを使ったレシピ>
>> 低たんぱく麺は「げんた冷凍めん うどん風」がとてもおいしい!
>> 【低たんぱく中華麺でおいしい】冷やし中華始めました
ちなみに写真に写っているのはうどん、中華めんともに1個ずつだけですが、実際には送料節約のために一度に冷凍庫に入るだけ買ってストックしてあります。
私は他にも冷凍の低たんぱく弁当などもよく買うので、低たんぱく食品専用の冷凍庫を購入しました。
げんた冷凍めん うどん風
げんた冷凍めん 中華めん風
低たんぱく麺(乾麺)シリーズ
これからの暑い季節にそうめんを食べたいなと思ったので、こちらは乾麺の低たんぱくそうめんを買ってみました。
低たんぱく麺の乾麺だと「げんたシリーズ」と「はりまシリーズ」が有名なので今回は両方買って食べ比べをしてみました。
>> 【腎臓病食】低たんぱくそうめん食べ比べ!一番おいしいそうめんはコレだ!
その他、同シリーズから発売されている「そば」と「うどん」も気になったので今回は一緒に購入しました。
こちらも今度食べ比べをしたらブログにレビュー記事をあげようと思うので楽しみにしていてください。
皆さんは気になるものはありましたか?
今回購入した食品も今度レビュー記事を書こうと思っているので今後とも「もっとおいしい腎臓病食」をよろしくお願いします。
【腎臓病食】低たんぱくそうめん食べ比べ!一番おいしいそうめんはコレだ!
今回はネットで「低たんぱく そうめん」と検索して出てきた低たんぱくそうめん2種類の中から私が一番おいしいと思ったそうめんを紹介します。
結論から言うと今回食べたそうめんはどちらもおいしかったのですが、食べ比べてみると味に明確な違いもありました。
暑い季節にはぴったりのそうめん、今年もそうめんが食べたいなと思った方の参考になれば幸いです。
低たんぱくそうめん食べ比べ!一番おいしいそうめんは?
そうめんは麺自体の塩分やたんぱく質も高く、そうめんのつゆにも塩分があるため腎臓病で食事制限をしていると食べづらい食べ物です。
とはいえ、各メーカーから塩分とたんぱく質が削減されたそうめんも販売されており、実は低たんぱくそうめんはとてもおいしくて意外とレベルが高いんです。
今回は通販で販売されている有名な低たんぱくそうめん2種類の中から、著者が食べ比べした感想を紹介していきます。
キッセイ げんたそうめん
1つ目はキッセイ薬品工業が販売している「げんたそうめん」です。
げんたシリーズは他にもそばやうどんなども販売されており、腎臓病で食事制限をしている方なら耳にしたことがあるかも知れません。
げんたそうめんには1束100gのそうめんが3袋入っています。
1束ごとに個包装されていて、一つ一つに賞味期限の記載があるのも嬉しいですね。
げんたそうめんの栄養成分表示はこちらです。
栄養成分表示(ゆで麺1食200gあたり)
エネルギー | 233kcal |
---|---|
たんぱく質 | 1.0g |
脂質 | 2.6g |
炭水化物 | 51.4g |
食塩相当量 | 0.01g |
カリウム | 7.8mg |
リン | 32mg |
カルシウム | 86mg |
パッケージの裏面には茹でたあとの栄養成分表示も記載されていて、100gの乾麺を茹でると1食200gになります。
麺の塩分はほぼゼロで、たんぱく質、カリウム、リンなども削減されているので腎臓病で食事制限をしている方でも安心して食べられます。
げんたそうめんの調理方法は一般的なそうめんとほぼ変わらず、熱湯で5分茹でたあとにザルに取り冷水でしめるだけです。
茹で上がった後のそうめんの見た目は普通のそうめんと一緒です。
肝心の味の方も普通においしい。
ただ個人的には小麦の風味はあまり感じられず、ほぼ麺つゆの味というでした。
とはいえ、それでもそうめんの雰囲気を味わうには十分です。
一つ気になったことは、普通のそうめんよりも食べている最中に麺同士がくっつきやすいかなという印象がありましたが、お水を少しかけてあげれば問題なくほぐれました。
たんぱく調整 播州はりまのそうめん
そしてお次は「たんぱく調整 播州はりまのそうめん」です。
播州はりまのそうめんには1束80gで全部で4束入っています。
げんたそうめんに比べると1束あたりの麺の量は20g少ないですが、4束入っているのでトータルでは播州はりまのそうめんの方が麺の量は少し多くなります。
げんたそうめんのように一つ一つは個包装されていないので、保存する場合は袋のジップロックなどに入れておく必要があります。
麺の見た目はげんたそうめんとあまり変わりませんが、播州はりまのそうめんの方が少しだけ細いかなという印象でした。
播州はりまのそうめんの栄養成分表示はこちらです。
栄養成分表示(ゆで麺1食140gあたり)
エネルギー | 153kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0.6g |
脂質 | 0.3g |
炭水化物 | 37.2g |
食塩相当量 | 0g |
カリウム | 6mg |
リン | 15mg |
カルシウム | 6mg |
播州はりまのそうめんも塩分はゼロで、1食あたりのたんぱく質は1g以下とげんたそうめんよりも少なくなっています。
これは播州はりまのそうめん1食140gに対して、げんたそうめんは1食200gなので単純に1食あたりの麺の量の違いで、栄養成分はほぼ同じと言って良さそうです。
播州はりまのそうめんも調理方法は一般的なそうめんと同じで湯で時間は4分です。
こちらも茹で上がったあとの見た目は普通のそうめんと変わりませんでした。
乾麺の状態ではげんたそうめんよりも少しだけ細いかなという印象でしたが、茹で上がり後の麺の太さはほぼ一緒でした。
ツルッとしたのど越しに少しモチッとした食感、小麦の香りもしてこれはおいしい!
見た目はげんたそうめんと全く一緒なんですが、食べ比べをしてみると目をつぶっていても分かるくらい明確に違いがあります。
これで塩分、たんぱく質がほぼゼロなので個人的には暑い時期は毎日このそうめんでもいいかなというくらいおいしかったです。
結論「夏は播州はりまのそうめんで決まり」
今回は低たんぱくそうめん2種類を食べ比べした感想を紹介しました。
写真で見比べてみても見た目にはほぼ違いはありませんでしたが、味の方はダントツで「播州はりまのそうめん」の方がおいしかったです。
ちなみにこの2つの原材料を比較してみるとこんな感じになりました。
<播州はりまのそうめんの原材料>
でんぷん(国内製造)、小麦粉/加工でんぷん
<げんたそうめんの原材料>
でん粉(国内製造)、小麦でん粉、小麦粉、粉末油脂(食用植物油脂、マルトデキストリン)、還元でん粉分解物/加工でん粉、増粘剤(カラギナン)、炭酸カルシウム
個人的な感想ですが、播州はりまのそうめんのほうが原材料が少ない分、より普通のそうめんの味と食感に近くなっているのかなと思いました。
ちなみに我が家では麺つゆにはこちらの「げんたつゆ」を使っています。
げんたつゆは一般的な麺つゆに比べて、たんぱく質57%減、食塩相当量48%減、カリウム67%減、リン67%減と腎臓病患者向けに調整されているので安心して使えます。
値段は1,000円前後と少しお高めですが6倍希釈なのでつゆの減りも遅いですし、1本買っておけば500mlもあって沢山使えます。
暑い季節にはぴったりのそうめん、ぜひ皆さんも低たんぱくそうめんを試してみてください。
低たんぱく米で作る炊き込みご飯【炊飯マグで簡単】
今回は管理栄養士さんから勧められた炊飯マグを使って、低たんぱく米で炊き込みご飯を作ってみたので紹介します。
炊飯マグのレビューや炊飯マグを使った低たんぱく米の炊き方は以下の記事で紹介しています。
私は炊き込みご飯が大好きなんですが、腎臓病で減塩、低たんぱくの食事制限を始めてからは炊き込みご飯を食べる機会が少なくなってしまいました。
低たんぱく米を使っておいしく炊き込みご飯が炊けるのかもよく分かりませんでした。
ところが、今回、炊飯マグを使って低たんぱく米で炊き込みご飯を作ってみたところとてもおいしく炊けました。
私と同じように腎臓病で食事制限をしているけど炊き込みご飯が食べたいという方の参考になれば幸いです。
炊飯マグでおいしい低たんぱく炊き込みご飯が作れる
今回作った炊飯マグで炊き込みご飯のレシピを紹介します。
私はこちらの丸辰の「レンジで簡単 炊飯マグ」を使って炊き込みご飯を作りました。
炊飯マグでご飯を炊くときに心配なのが吹きこぼれですが、今のところ私はこの炊飯マグで低たんぱく米を炊いて一度も吹きこぼれは発生していません。
ちなみに「レンジで簡単 炊飯マグ」のパッケージの裏にも炊飯マグを使った炊き込みご飯の作り方が紹介されていました。
ただし、低たんぱく米で作る場合は浸水が不要だったりと、若干作り方が異なるので今回はその辺りも詳しく説明します。
炊飯マグで低たんぱく炊き込みご飯のレシピ
今回は「バター香る 鮭としめじの炊き込みご飯」を低たんぱく米で作るレシピを紹介します。
材料
炊飯マグで低たんぱく炊き込みご飯に使う材料はこちらです。
低たんぱく米 | 100g |
鮭フレーク | 5g |
しめじ | 20g |
無塩バター | 5g |
しょうゆ | 5g |
みりん | 5g |
酒 | 5g |
だし | 2g |
水 | 160cc |
鮭フレークはこちらの塩分50%カットのものを使用しています。
こちらの減塩鮭フレークは1瓶で塩分1.0gとかなり優秀です。
また、だしには食塩無添加の「リケン素材力だし」を使用しました。
今回は「本かつおだし」を2g使用しましたが、鶏だしでもおいしく作れます。
リケン素材力だしには5gのスティックが28本入ったバージョンと、500g1袋の業務用バージョンがあります。
スーパーなどで購入できるのはスティックのものが多いですが、通販では500g1袋の業務用バージョンも購入できます。
500gのものでもチャックは付いているので保存は簡単ですし、今回のように2gだけ使いたいというときにはスティックタイプよりも便利です。
食塩不使用なので塩分もほぼゼロですし塩分制限している方には必須アイテムです。
作り方
炊き込みご飯を炊くために低たんぱく米100gを炊飯マグに入れます。
低たんぱく米を入れた炊飯マグに160ccのお水を加えます。
お水を入れた炊飯マグに炊き込みご飯の具材や調味料をすべて入れ、箸などで軽くかき混ぜます。
炊飯マグに蓋をして電子レンジにセットし、500wで4分温めます。
4分後、一度電子レンジから取り出して箸で軽くかき混ぜます。
再度、炊飯マグを電子レンジにセットし、さらに追加で4分間温めます。
4分経ったら、電子レンジの庫内で10分間蒸らします。
そして10分後、完成した低たんぱく炊き込みご飯がこちら。
炊き込みご飯をお茶碗に盛れば「バター香る 鮭としめじの炊き込みご飯」の完成です。
今回は低たんぱく米には「キッセイゆめ1/25」というたんぱく質が1/25に削減された低たんぱくの炊飯米を使用しました。
低たんぱく米によっては、加熱時間や蒸らし時間が異なる場合もあるので、ぜひ自分好みの炊き加減に調整してみてください。
バター香る 鮭としめじの炊き込みご飯の栄養成分
最後に今回作った「バター香る 鮭としめじの炊き込みご飯」の栄養成分を紹介します。
栄養成分表示(1人前)
エネルギー | たんぱく質 | 食塩相当量 | |
---|---|---|---|
低たんぱく米 100g | 353kcal | 0.2g | 0.02g |
鮭フレーク 5g | 9kcal | 1.19g | 0.1g |
ぶなしめじ 20g | 3kcal | 0.5g | 0g |
無塩バター 5g | 41kcal | 0.05g | 0g |
しょうゆ 5g | 5kcal | 0.46g | 0.33g |
みりん 5g | 12kcal | 0.02g | 0g |
酒 5g | 5kcal | 0g | 0g |
だし 5g | 7kcal | 0.52g | 0.08g |
合計 | 435kcal | 2.94g | 0.53g |
※鮭フレークは「ニッスイ 塩分50%カット さけあらほぐし」を使用しています。
※無塩バターは「セブンプレミアム 北海道バター(食塩不使用)」を使用しています。
※しょうゆは「キッコーマン 塩分50%カット 特選丸大豆減塩しょうゆ」を使用しています。
※だしは「リケン素材力だし 本かつお」を使用しています。
※栄養計算のやり方はこちらで紹介しています。
ぜひ自分好みの具材を入れて炊き込みご飯を試してみてください。
減塩醤油は味が薄い?塩分66%カットの超減塩しょうゆを試してみた感想
今回はキッコーマンから販売されている「超減塩しょうゆ 食塩分66%カット」を試してみた感想を紹介します。
実はこの減塩醤油、発売日は2020年2月3日なのですが、販売元のキッコーマンによると、スーパーなどでの実売は遅れていたらしく店頭で中々見かけることはありませんでした。
ところが、つい最近から綾瀬はるかさんが主演の超減塩しょうゆのCMも放送され、店頭にも徐々に置かれ始めているようです。
超減塩しょうゆは塩分66%カットと、かなり塩分の低い醤油なので「普通の醤油に比べて風味や味が薄くないか」というのも気になるところです。
今回はそんなキッコーマンの超減塩しょうゆを近所のスーパーで購入することが出来たので、早速レビューをしていきたいと思います!
キッコーマンの超減塩しょうゆを試してみた感想
こちらが購入したキッコーマンの超減塩しょうゆ 食塩分66%カットです。
パッケージに食塩分66%カットと大きく書かれているのが目印です。
下の方には小さく「食塩相当量0.8g / 大さじ1杯」と書かれていますが、この食塩相当量は減塩醤油の中でもかなり低いです。
既に家庭で減塩醤油を使われている方はぜひ普段の減塩減塩と大さじ1あたりの食塩相当量を見比べてみてください。
私が調べた中では市販の減塩減塩の中では最も塩分が低い醤油になると思います。
超減塩しょうゆの詳しい栄養成分表示はこちらです。
栄養成分表示 大さじ1杯(15ml)当たり
エネルギー | 17kcal |
---|---|
たんぱく質 | 1.6g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 2.2g |
糖質 | 2.0g |
食物繊維 | 0.2g |
食塩相当量 | 0.8g |
カリウム | 83mg |
リン | 27mg |
以下に現在販売されているキッコーマンの減塩しょうゆの大さじ1あたりの栄養成分を比較してみました。
たんぱく質 | 食塩相当量 | カリウム | |
---|---|---|---|
キッコーマン 超減塩しょうゆ 塩分66%カット |
1.6g | 0.8g | 82.9mg |
キッコーマン だしわりしょうゆ |
0.5g | 1.0g | 4.0mg |
キッコーマン 減塩しょうゆ 塩分50%カット |
1.5g | 1.2g | 28.0mg |
キッコーマン 減塩しょうゆ 塩分40%カット |
1.3g | 1.4g | 35.0mg |
また、キッコーマンの超減塩しょうゆについてパッケージにはこんな説明がありました。
超特選の旨み。食塩分66%カット。
当社独自の発酵技術により、食塩分66%カットを実現。
また超特選クラスの品質なので、豊かな旨みと華やかな香り、しっかりとしたしょうゆ感のある味わいです。
説明にある超特選クラスとは、JAS法で定められた醤油の等級で、旨み成分の多さによって標準、上級、特級と分けられ、特級よりも旨味成分が多いものを特選、さらに多いものを超特選と名乗ることができるそうです。
キッコーマンの醤油はほとんどが特選、または超特選の商品なので、超減塩しょうゆは塩分を66%カットしつつ、他の醤油と変わらない旨み成分を実現しているという理解で良さそうです。
ちなみにキッコーマンの醤油はボトルを押すと醤油が出て、戻すと止まる「押し出し式」なので、一滴から欲しい分まで自在に調節できて注ぎすぎることもなく減塩にもとても便利です。
そしてキッコーマンの超減塩しょうゆをお皿に出してみるとこんな感じです。
醤油の香りは普通の醤油とほとんど変わりませんでしたが、色はお皿の模様が透けて見えるほど薄く感じました。
試しに一口舐めてみると、味の方は塩味が抑えられている分かなり薄く感じました。
私は今までは同じくキッコーマンの塩分50%カットの減塩醤油を使っていたんですが、それに比べても味はさらに薄くなっていると思います。
とはいえ、大さじ1杯で塩分0.8gというのはとても魅力的です。薄味というのはずっと続けていると舌が慣れてくるものなので、しばらくはこの減塩醤油を続けてみようかなと思いました。
ちなみに今回は手巻き寿司をキッコーマンの超減塩しょうゆでいただいてみました。
超減塩しょうゆを手巻き寿司に付けて食べてみると、醤油のしょっぱさはあまり感じませんが、その分醤油の風味が際立っていてとてもおいしく食べられました。
私は普段から塩分を気にしている分、お寿司に醤油を付けすぎてしまったりすると、かなりしょっぱく感じるので個人的にはこれくらいがちょうど良いです。
とはいえ、舌が薄味に慣れていない人には物足りなく感じてしまうかも知れないので、そういう方にはキッコーマンの塩分40%カットや、50%カットで徐々に舌を慣らしていくのが良さそうですね。
気になった方はぜひ試してみてください。
2020年4月外来受診【腎臓病の栄養指導に積極的な病院が少ない理由】
先日は4月の腎臓内科の外来受診日でした。検査結果や管理栄養士からの食事指導で勉強になったことなどを共有します。
2020年4月の検査結果
今月はクレアチニンが「2.14」、eGFRが「32」と先月よりも少し良くなっていました。
今月の管理栄養士による栄養指導(2020年4月)
今月も病院で管理栄養士からの栄養指導があり、24時間蓄尿による食塩やたんぱく質摂取量の測定結果と、自分でした栄養計算を照らし合わせて答え合わせをしました。
答え合わせの結果は以下の通りです。
たんぱく質摂取量 | 食塩摂取量 | |
---|---|---|
自分でした栄養計算 | 36.2 | 3.1 |
24時間蓄尿による測定 | 35.32 | 4.37 |
今回の24時間蓄尿検査でも指示量のたんぱく質40g、食塩相当量5gの範囲内に収まっていたので問題なしでした。
どのくらいたんぱく質を減らせばいいのか?
腎臓病の食事療法では、どのくらいたんぱく質制限をするかの目安として、標準体重あたり何グラムという基準がよく使われています。
日本腎臓学会のガイドラインでは腎臓病のステージ G3b 以降では、0.6∼0.8 g/㎏標準体重/日のたんぱく質制限が必要とされています。
これは例えば、身長170cmの人であれば、標準体重は約63kgとなり、1日あたり約38g〜50gにたんぱく質摂取量を抑える必要があります。
私の通っている病院では、腎臓病の食事療法の権威である出浦照國先生と一緒に栄養指導をされていた管理栄養士の方が、外来の栄養指導をしているため、出浦照國先生の食事療法の考え方が栄養指導に強く反映されています。
出浦照國先生の研究によると、腎臓病ガイドラインよりも少し厳しめの標準体重あたり0.5gに抑えた患者が一番腎臓病の進行を抑制できたという結果が出たそうです。
標準体重あたり0.5gというたんぱく質制限はかなり厳しい制限のため、やり方を間違えると低栄養になってしまう可能性があります。
そのため私の通っている病院でも全員が標準体重あたり0.5gという制限ではなく、食事療法をちゃんと実践できている人は少しずつ0.5gに近づけていくという形にしています。
標準体重あたりのたんぱく質摂取量は24時間蓄尿検査の結果で分かり、私の場合は以下のような検査結果になりました。
最近は比較的標準体重あたり0.5gを達成できていましたが、検査日によっては0.58gと四捨五入して0.5gを超えてしまう日もありました。
私の現在のたんぱく質制限の指示量は40g/日でしたが、40gぎりぎりまでたんぱく質を摂ってしまうと標準体重あたり0.5gを超えてしまうため、今後はたんぱく質を1日38gまでに抑えてみようということになりました。
今まで1日40gの制限をしていたので、ここからさらに1日2gたんぱく質を減らすのは意外と難しく、時間をかけてゆっくり1日38gというたんぱく制限に慣れていこうと思います。
出浦照國先生の著書「腎不全がわかる本 第三版」については以前にブログでレビューを書いているので興味のある方は読んでみてください。
>> 出浦照國先生の「腎不全がわかる本 第三版」を読みました
腎臓病の栄養指導に積極的な病院が少ないのはなぜ?
みなさんが通っている病院では外来での24時間蓄尿検査などは行われていますか?
実は私の通っている病院で行っているような、外来での24時間蓄尿検査や、正確な食塩、たんぱく質摂取量の把握しながらの栄養指導を行えている病院はかなり少ないのが現状です。
実際に私も以前通っていた病院では、こういった検査や栄養指導を行ってもらえず、今の病院を探して転院をした経験がありますが、探すのにとても苦労しました。
そこで今回は「腎臓病の栄養指導に積極的な病院がなぜ少ないのか」を管理栄養士さんに質問してみました。
結論から言うと「腎臓病の高度な知識を持ったプロの管理栄養士が少ない」からだそうです。
腎臓病の栄養指導は他の病気に比べて、気にする必要がある栄養素がかなりあり、食事療法の中でもかなり難しい分類に入るそうです。
- エネルギー
- たんぱく質
- 食塩
- カリウム
- リン
ざっとあげただけでもこれだけの栄養素を管理し、さらに食事療法で治療効果を上げるためには24時間蓄尿検査で正確な摂取量を把握しながら指導する必要があるため、病院としてもかなり手間がかかります。
医師からすると、食事療法は薬物療法や運動療法、透析、腎移植など色々ある選択肢の中の一つであり、手間のかかる食事療法に力を入れるより、すぐに結果の出る薬に頼った方が簡単です。
このような状況の中では、腎臓病の高度な知識を持ったプロの管理栄養士はなかなか育たず、食事療法の効果が出ないから医師も栄養指導を入れないという悪循環に繋がります。
ただそういった病院でも食事制限を全くしないという訳ではなく、患者は塩分やたんぱく質を制限するように言われます。
患者としては24時間蓄尿をしていないため、正確な摂取量も把握できず、自分がちゃんとした食事制限が出来ているかも分からないまま手探りで食事制限をずっと続けていかなければなりません。
私の通っている病院では「患者にかなりの制限を強いる腎臓病の食事制限をするのであれば、より治療効果のあるものにした方が良い」という考え方のもと、外来での24時間蓄尿などの手間のかかる検査も取り入れながら時間をかけて栄養指導をしてくれているそうです。
私も以前の病院では、「腎機能が徐々に悪くなってしまっているのは自分の食事制限がうまく出来ていないからかも」と悩んでいた時期があったため、今回のようなお話が聞けたのはとても嬉しかったです。
今回の栄養指導ではふと疑問に思ったことを質問してみましたが、とても良いお話が聞けたのでブログでも共有させていただきました。
減塩カップ麺「評判屋」がしおケアカップになって再登場【明星食品】
今日は塩分25%カットのカップ麺「評判屋 重ねだしわかめ醤油ラーメン」を購入したので紹介します!
実はこちらのカップ麺は、残したスープの量から摂取した塩分が分かる「しおケアカップ」という容器を採用したカップ麺なんです。
減塩カップ麺「評判屋」がしおケアカップになって再登場
こちらが評判屋の「重ねだしわかめ醤油ラーメン」のパッケージです。
ちなみに明星食品のカップ麺の中で「しおケアカップ」に対応したカップ麺にはこのような表記があります。
しおケアカップとはお客様自身で内側下線までスープを残し、食塩相当量の摂取を調整できるようにしたカップです。カップ内側下線までスープを残した際の摂取する食塩相当量の目安は2.4グラムです。
評判屋のわかめ醤油ラーメンの栄養成分表示の方はこんな感じです。
塩分25%カットされているので、スープまで全部飲み干した場合でも塩分は3.8gと一般的なカップ麺に比べると低めなんですが、しおケアカップの表記通りにスープを残せば2.4gの塩分摂取で抑えられるということですね。
評判屋のわかめ醤油ラーメンを開封すると、粉末スープ、液体スープ、わかめ等が入ったかやくが入っていました。
カップ麺のフタの裏にはこんな感じでしおケアカップの説明がありました。
しおケアカップの容器の内側には上と下の2つの線があり、麺とかやくをすべて食べてスープを下線まで残した場合に摂取する食塩相当量が分かります。
評判屋 重ねだしわかめ醤油ラーメンを食べた感想
お湯を入れて4分後、出来上がったラーメンがこちらです。
それでは早速、わかめ醤油ラーメンを食べてみたいと思います!
お味の方はというと、わかめたっぷりの中華そばという感じでとってもおいしかったです!
麺もツルッとコシもあって、ノンフライ麺なので油っぽくないというのも個人的にはポイント高いです。
塩分25%カットのカップ麺ですが、薄味に慣れている私にはちょうど良い濃さで、醤油以外に鶏や鰹などの出汁も効いているので減塩という感じはしません。
ちなみに今回は3〜4口くらいスープを飲んで、食べ終わったあとにはこれくらいのスープが残りました。
容器内側の下線が見えなかったので、容器を少し傾けて確認してみると、今回は下線の5ミリ上くらいまでスープが残っていました。
下線までスープを残した場合に摂取する塩分量は2.4gなので、今回摂取した塩分量は恐らく2.0gくらいでしょうか。
私は普段から塩分を気にしてスープをほとんど飲まないので、これなら食事制限の範囲内で安心してカップ麺が食べられそうです。
明星食品では今後、順次カップ麺の容器をしおケアカップに切り替えるとのことですが、とても便利なのでぜひ他のメーカーでも導入して欲しいなと思いました。
<今回紹介した商品>
【写真あり】冷凍 越後の食パンを食べた感想【低たんぱくなのにおいしい】
今回は以前購入した「冷凍 越後の食パン」を食べた感想を紹介します。
パンはたんぱく質も塩分も高いので、私のように腎臓病で食事制限がある場合は食べにくい食品です。
私の場合は腎臓病でたんぱく質40gの制限をしているのですが、食パンからたんぱく質を摂ってしまうと、肉や魚などの良質なたんぱく質が摂れなくなってしまいます。
そのため越後の食パンのような低たんぱくのパンはとても有り難いです。
腎臓病のたんぱく質制限で良質なたんぱく質が重要な理由は以下の記事で詳しく解説しているので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
>> 【腎臓病の食事療法】低たんぱく食は良質なたんぱく質を意識しよう
この記事はこんな方にオススメです
- たんぱく質、塩分制限をしているけどおいしいパンが食べたい
- 低たんぱくパンを食べたことがあるがパサついた食感が苦手だった
冷凍 越後の食パンとは?
こちらが私が購入した「冷凍 越後の食パン」のパッケージです。
こちらは冷凍食品なので冷凍保存が必要ですが、越後の食パンには常温保存ができる商品も販売されています。
どちらも同じ会社から販売されている商品なのですが、個人的には冷凍食品の方がオススメです。
低たんぱくパンは乾燥に弱いため、加熱すると固くなったり、パサついてしまい、パンがボロボロと崩れてしまう商品が多いです。
一般的な食パンにようにモチっとした食感がないため、低たんぱくパンを食べたことがある方はパサついた食感が苦手という方も多いのではないでしょうか。
常温の越後の食パンも正直少しパサついている感じがあるのですが、冷凍の越後の食パンはこれを冷凍技術により解決し、低たんぱくなのにモチっとした食感を実現しています。
冷凍 越後の食パンは外袋を開封すると、こんな感じで食パンが12枚入っています。
一つ一つの食パンは包装されていないため、外袋を開封したら食パンを一つ一つラップで包んで冷凍保存する必要があります。
写真だと少し伝わりづらいかも知れませんが、一般的な食パンのサイズに比べるとひと回り小さめです。
低たんぱく食パン1枚あたり50gなので、一般的な8枚切りの食パン1枚とほぼ同じくらいの重量になります。
冷凍 越後の食パンの栄養成分はこんな感じ。
栄養成分表示(1枚50gあたり)
エネルギー | 135kcal |
---|---|
たんぱく質 | 0.25g |
脂質 | 3.2g |
炭水化物 | 26.3g |
食塩相当量 | 0.3g |
カリウム | 9mg |
リン | 12mg |
冷凍 越後の食パンを食べた感想
それでは早速、実食レビューをしていきたいと思います!
冷凍 越後の食パンのパッケージに食パンの調理方法が紹介されていました。
冷凍の食パンなのでトースターや電子レンジで解凍していただきます。
自然解凍でも食べられるとのことですが、パッケージには「加熱して頂くとよりおいしい」と書いてあったので今回は電子レンジで解凍してみました。
凍ったままの食パンをそのままお皿の上に乗せて解凍すると、解凍されたときの水分でパンがしっとりとしてしまうため、食パンの下にキッチンペーパーを引くのがオススメです。
そして調理方法に記載してある通り、お皿を完全密封しないように上から軽くラップをかけて電子レンジで温めます。
今回は1枚だけなので500wで1分間温めます。
そして解凍されたパンに今回は無塩バターを塗っていただきました。
越後の食パンはモチっとした食感で、焼き立てパンのような香りも食欲をそそり、とってもおいしかったです。
ちゃんとパンの味がするって当たり前のことなんですが、低たんぱくパンだと大体食塩も抑えられているので、ほとんどパンの味がしないことも多いです。
また低たんぱくパンはパサパサしていて手に持つとボロボロこぼれ落ちてしまうものが多いのですが、この食パンはモチっとしているのでそんなことはありません。
欲を言えば食パンのサイズが少し小さめなので、もう少し重量があるといいなと思いました。
間食などにはちょうど良いサイズですが、朝食などでしっかり食べたい方には2〜3枚くらいがちょうど良いかも知れません。
とはいえ、低たんぱく減塩の食パンなので仮に3枚食べても、たんぱく質、塩分ともに1g以下で抑えられ、食事制限がある方にはとってもオススメの食パンです。
低たんぱく食パンをトーストにしてもおいしい
ちなみに後日、低たんぱく食パンをトーストにして食べてみました。
こちらは冷凍 越後の食パンに粒マスタードマヨとコールスローを和えた「コールスロートースト」にしてみました。
低たんぱく食パンはトーストにしても、一般的な食パンのような焦げ目はあまり付きませんでした。
とはいえ、それでもちゃんとカリッとした食感になっていたので十分トーストとしておいしくいただけました。
逆に焦げ目が付くまで焼いてしまうと、低たんぱく食パンは固くなってしまうので、パッケージに書いてある調理時間を参考に焼き過ぎにはご注意ください。
<今回ご紹介した商品>
炊飯マグで低たんぱく米はおいしく炊ける?【管理栄養士からオススメされた炊き方】
腎臓病で低たんぱく米を食べている方は普段どうやって炊いていますか?
以前にブログでも紹介しましたが、私は腎臓病でたんぱく質制限をしているので、私もいつも炊飯器で低たんぱく米を炊いています。
<著者が実践する低たんぱく米の炊き方>
>> おすすめの低たんぱく米とおいしい炊き方
ところが先月の腎臓内科の栄養指導で管理栄養士さんからこんな事を言われました。
「炊飯マグを使って低たんぱく米を炊くとおいしいよ」
腎臓病患者にとっては、低たんぱく米は毎日食べるものなので少しでもおいしく食べたいですよね。
そこで今回は管理栄養士さんから紹介された炊飯マグを購入して、本当においしく炊けるのか試してみました!
管理栄養士からオススメされた炊飯マグ
こちらが管理栄養士さんに紹介されて購入した「レンジで簡単 炊飯マグ」です。
パッケージの裏に炊飯マグの使用方法が書いてありましたが、通常の白米の場合はこんな感じでおいしく炊けるようです。
通常の白米の場合は30分浸け置きが必要だったりと少し手間がかかりますが、低たんぱく米の場合は浸水は不要です。
炊飯マグを使用した低たんぱく米の炊き方はキッセイヘルスケアが発行する「おいしい365日」というカタログに書いてありました。
おいしい365日はキッセイヘルスケアの通販で購入したことがある人には毎回最新のカタログが届くと思いますが、持っていない方はネットでもデジタル版を確認することができます。
>> おいしい365日(炊飯マグを使った低たんぱく米の炊き方)
今回はこちらの炊き方を参考に炊飯マグで低たんぱく米を炊いてみました!
レンジで簡単 炊飯マグを使った低たんぱく米の炊き方
今回は「キッセイゆめ1/25」というたんぱく質が1/25に削減された低たんぱくの炊飯米を使用しました。
そのため今回は常温保存が可能な「キッセイゆめ1/25」という低たんぱく米を買ってみました。
炊飯マグで炊くために低たんぱく米100gを炊飯マグに入れます。
キッセイのカタログによると、キッセイゆめ1/25が100gで炊きあがり後は約210gのごはんになるそうです。
低たんぱく米を入れた炊飯マグに150〜160ccのお水を加えます。
低たんぱく米の場合は浸水は不要のため、炊飯マグで炊く準備はこれだけで完了です。
あとは炊飯マグに蓋をして電子レンジの500wで8分温めて、ごはんが炊きあがるのを待ちます。
レンジで8分後、電子レンジの庫内で10分間蒸らします。
蒸らしている10分間の間は電子レンジが使えないので少し不便でしたが、今回はキッセイのカタログに書いてあった通りの炊き方で試してみました。
炊飯マグを使って電子レンジでごはんを炊くときに気になるのが吹きこぼれだと思いますが、今回はこんな感じで庫内に水滴が付くくらいで布巾でサッと拭くだけでキレイになりました。
これは炊飯マグの蓋の上部の穴から出た水蒸気が水滴となっているだけで吹きこぼれなどは発生しませんでした。
ただの水蒸気なので電子レンジの庫内に臭いが残ったり、ベタついたりもありませんでした。
今のところ我が家では低たんぱく米を炊飯マグで5回くらい炊いて一度も吹きこぼれていません。
そして10分後、炊きあがった低たんぱくごはんがこちら。
炊飯マグで炊いた低たんぱくごはんをお茶碗に移してみました。
キッセイのカタログにはキッセイゆめ1/25を100gで炊きあがりが約210gと書いてありましたが、お茶碗によそったごはんの量を計ってみると179gでした。
炊飯マグにくっついてしまった米粒などもあるので、誤差はあるかも知れませんが結果的には100gの低たんぱく米を炊いてちょうど良い1人前の量になりました。
今回はお水の量はキッセイのカタログの指示通りに入れましたが、お茶碗によそっている最中に表面が少しベチャッとしているところもありました。
また、ところどころ少し硬いところもあったので炊飯マグの場合は炊飯器に比べて少し炊きムラが出やすいのかも知れません。
とはいえ、炊きたてのごはんはとてもおいしかったので、入れる水の量や蒸らし時間などで自分好みには調整できそうです。
普段は低たんぱく米をまとめて炊飯器で炊いたものを冷凍保存しているので、炊きたての低たんぱくごはんを食べられたのはとても嬉しかったです。
私の場合は水を180cc入れて、500wで8分、蒸らし時間10分が一番おいしく炊けました。
炊飯マグなら低たんぱく米で炊き込みごはんも作れます
今回は炊飯マグを使って低たんぱく米を炊くやり方をご紹介しましたが、実は炊飯マグを使えば「炊き込みごはん」だって簡単に作れるんです。
低たんぱく米は既に炊飯器で炊いているという方も、炊き込みごはんはなかなか作りづらいと思うので、炊き込みごはん用に炊飯マグを買うのも良いかも知れません。
炊飯マグを使った低たんぱく炊き込みごはんの作り方は以下の記事で詳しく紹介しています。
<今回紹介した商品>
レンジで簡単 炊飯マグ
キッセイゆめ 1/25(炊飯米)